個人事業主の事務所について

最新の調査から探ってみると、個人事業主の半数以上が、自宅を仕事の事務所にしています。
日本の土地事情を考えると、仕事専用の事務所を借りるためには、それなりの投資が必要であるからということのようです。自宅を仕事場にする以上は、専用の部屋があるのが理想ではあるのですが、都会ではそれもままなりません。そのようなことから、「ほかの個人事業主との共同事務所」といったところに落ち着いている人もいます。

大量な仕事が入り、女性が自宅で仕事をこなす場合、それが連日連夜続くとなると家族への影響は避けることができません。会社から疲れて帰ってきた夫が、リビングのテレビで野球中継を見るにしても音を小さくしなければならなかったり、子どもたちも大声で騒げないということにもなり、ふと気がつくと、家族全員がうんざりしているということにもなりがちです。

そこで、家族の団らんの場を個人事業主がメチャクチャにしないためにも、仕事を抱えてレンタルオフィスに向かうという方法があります。レンタルオフィスは月貸しが基本となっていますが、時間で貸しているところもあります。電話やFAXの貸し出しはもちろんですが、インターネットに接続したパソコンも用意されています。また常勤のガードマンがいて、安心して利用できるという女性にはうれしい配慮がなされているところもあります。

自宅の仕事を基本とする人も、時間貸しのレンタルオフィスを上手に利用して、時には「外」で仕事をするのも良いものかもしれません。